リーダーシップに関する本を読んでいたら興味深い名言に出会いました。
「一流の知性とは、同時にふたつの相反する考えを持ちつつ、さらにその両方を機能させつづける能力である。」
これはアメリカの小説家「フランシス・スコット・キー・フィッツジェラルド」の名言です。
私は日々経営において多くの判断を行っています。
リーダーとして会社という組織の中でどの判断が最良であるか、日々判断の連続です。
そこでは、「観察」「解釈」「介入」の繰返しを行っています。
「観察」では、普段からあらゆる事実情報を入手し、自分の経験や偏見などの無いありのままの情報を集めます。
「解釈」では、自分の中で複数の仮説を立てて、先の集めた事実情報を元にそれぞれの仮設の妥当性を判断します。
そして「介入」で、仮説に基づいた行動を起こし、それをやると決めた時点では絶対に正しいと信じて行動します。
だが、同時に自分が間違っている可能性も否定することなく事にあたります。
この同時に相反することを慎重に行っていくことがリーダーには求められます。
この行動を表したのが、先のフィッツジェラルド氏の、
「一流の知性とは、同時にふたつの相反する考えを持ちつつ、さらにその両方を機能させつづける能力である。」
です。
自分の判断にはいつも危うさがある事を忘れず、一つの判断に固執することなく最新の事実情報を判断基準とした最新最良の判断を行っていくことがリーダーに求められる行動です。
会社が大きくなっていくに従い、様々な判断を行う事となります。
1つ1つの判断においてリーダーとして最良の判断をして行きます。
2025/7/21
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