先日レス・ギブリン氏が執筆した「人望が集まる人の考え方」という本を読みました。
その中に、下記のような自己チェックシートがあったので紹介します。
1.自分の求めるものを与えてもらう前に、相手の求めるものを与えているか?
☐ はい ☐ いいえ
2.相手が完璧でなくても受け入れているか?
☐ はい ☐ いいえ
3.相手をけなして自分の自尊心を満たそうとしないように気をつけているか?
☐ はい ☐ いいえ
4.相手に純粋な関心を寄せているか?
☐ はい ☐ いいえ
1.自分の求めるものを与えてもらう前に、相手の求めるものを与えているか?
これは、人の心理に応じたことで、人は誰かから何かをしてもらうとお返しをしなくてはという意識が働きます。
普段の自分の行動に、相手に対する貢献という気持ちを持って行動すると、自然と周りの人は自分の為に色々な事をしてくれるようになります。
昔からの格言に、「周りは自分の鏡」というものがあります。
周りに対して与えるという行動をしていると、周りの人は自分に与えるという行動をしてくれます。
逆に周りに与えないという行動をすると、周りの人は自分に与えないという行動をするようになります。
2.相手が完璧でなくても受け入れているか?
全てにおいて完璧という人はいません。
何かが劣っていても、必ず何かに優れている点があります。
例えば、単純な事でも根気よく続けることができるや、周りへの気遣いが良くできるなどです。
「何ができない」ではなく、「何ができる」という視点で相手を見ることで、自分を助けてくれる人が増えてきます。
3.相手をけなして自分の自尊心を満たそうとしないように気をつけているか?
人の間違いに気づいたとき、その人のためにアドバイスをしてあげるという姿勢でのぞむのか、または自分が間違いに気づいたことを相手へ伝えて、自分の自尊心を満たそうとするのかで相手の受け取り方は大きく違ってきます。
自分に自信がないと、相手からバカにされたくないや、自分の方が上であるという意識にこだわりを持ち、そこから相手の間違いを指摘して自己承認欲求の満足度を高めようとします。
このような行動になっていないか、いつもセルフチェックする必要があります。
4.相手に純粋な関心を寄せているか?
相手が行動した背景に関心を持って接しているかが大事です。
自分が色眼鏡で相手を見ていないか、また人から聞いたことをそのままうのみにして相手と接していないか、まずは自分から相手の事を純粋な気持ちで見て、相手の行動の背景を理解することが必要です。
すなおな気持ちで相手を見ることです。
社会人として年月が経つと、後輩が増えてきます。
後輩にとって良い先輩となるために、これらの事に気をつけていきたいと思います。
2024/08/08
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