2019年12月10日火曜日

コンサルに必要な資質 2通目

みなさん

今日はコンサルに必要な資質について書いてみようと思います。

必要な資質は2つです。
 ・技術力
 ・ヒューマンコミュニケーション能力

・技術力
SAP業界はコンサルと言いながらSEレベルの人が多くいます。
どこに違いがあるかというと、システムを導入することが仕事と思っている点です。
お客様が望まれているシステムを導入するのはSEです。
コンサルは、今のお客様の現状を知り最適解を探りながら、今、3年後、5年後に役立つシステムを提案することが本来の仕事です。

ここでいう技術力とは、SAPのカスタマイズ能力ではなくIT技術をお客様の経営に活かすことができる能力です。
SAPはあくまで1つのツールにすぎません。
ただ、そのツールを隅々まで知らないと活用できないためSAPのカスタマイズを勉強するのです。
お子様ではフェラーリが持つ能力を引き出せません。

また、システムを管理コスト(過去への投資)として捉えるのではなく、これからの経営に役立つコスト(将来への投資)として捉えます。
お客様の希望をそのまま受け入れるのではなく(アドオンへ傾向せず)、あるべき姿をお客様へ示し、お客様が価値を実感いただけるシステムを作り上げます。

・ヒューマンコミュニケーション能力
人のためになりたい、このように思い行動することがヒューマンコミュニケーション能力です。
朝あった時に、相手が元気で明るくなるよう笑顔で挨拶する。
仕事中に声をかけられたときに、相手が気を使わないよう、手を休め体を相手へ向けて話す。
人が横を通った時にふと顔を上げて、いつでも相手が話しかけやすい雰囲気を作る。
人とすれ違う時に、相手の心地よい空間を作るために笑顔を作り会釈する。

人は1人では生きていけません。
自分一人では鉛筆1本も作れないのです。
社会は人と人との支え合いの中で成り立っています。
人のために役立つ、そのことを忘れず行動することがヒューマンコミュニケーション能力です。

自分の利益をいつも考え、自分の欲で生きると強いストレスを感じます。
ストレスは欲からきます。
何か欲しいと望む気持ちが強いほど心的なストレスを感じます。

人へ与えると人は必ず返してくれます。
取りに行かなくても相手が持ってきてくれます。

ECHの社員は、本当のコンサル、ヒューマンコミュニケーション能力に長けたコンサル集団です。
日々の自分の行動を少し離れたところから見て、日々成長を心がけていきましょう。

2019/12/10

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