2021年11月18日木曜日

信頼を得る行動

最近色々なところからECHのビジネススタイルやSAP業界でビジネスを成功させる方法について聞かれます。

多分、業界内で技術者育成がうまく行かない会社や、SAPビジネスへ参入したいが参入障壁が高くどうすればよいかわからないという会社がECHの噂を聞いて連絡を入れてくるのだと思います。


会社が利益を上げるための基本は、必要とされる良い製品を作り、適切な価格で販売することと言われます。

この考え方は経営者であれば誰もが知り、日々実践していることです。


なぜECHがビジネスを0からの立ち上げという状況の中で、縁故の無い東京という土地で14年間もビジネスを続け広げてこれたのかという事を考えたとき、それは「信頼を得る行動」だと思います。


私が思っている信頼を得る行動とは下記のような行動です。


・約束は守る

・相手が困っているときは無理をしてでも助ける

・相手への感謝の気持ちを忘れない

・いつも笑顔で接する

・相手が話しているときはじっと黙って最後まで聞く

・できませんを言わない

・相手が間違えたときこそ優しく丁寧に接する

・相手をバカにしない

・受けた恩は絶対に忘れない、かけた恩に固執しない


思いつくものをあげましたが、これらの事はいつも思いながら出会う相手と接してきました。

その結果、何かあるたびに声をかけてくれる取引先や、個人で仕事をしている友人がとても多くなりました。


私の人生訓としている言葉に、


 「実るほど頭を垂れる稲穂かな」


があります。


私が社会人として働く中で多くの人と出会ってきましたが、信頼でき、尊敬できると思える人は皆さん能力は高いのですがとても謙虚で誠実です。

いつも笑顔を絶やさず、他者の事を気遣っています。

このような人とは多くの時間を一緒に居たいと思いますし、一緒に仕事をしたいと思います。

また、この人たちは自分の知らなことをつまびらかにして素直に教えを乞うています。


経営の神様と言われる松下幸之助さんも、相手が新入社員であっても自分の知らない事であれば教えを乞うたそうです。

以前、「人間には口は1つしかないが、耳はなぜ2つあるのか」という話を聞いたことがあります。

それは自分が話すよりも倍のことを聞きなさいという教えだそうです。


自分の言いたいこと、やりたいことばかりを前面に出して相手と接するのではなく、誠実に相手の話をしっかりと聞き、相手がいま何に困っていて、どういった手助けができるかを考えながら人と接することでとても良い人間関係ができます。

常に誠実に行動し、相手から信頼されることが自分を幸せにしてくれます。


2021/11/18


0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。