今回は、なぜ今「保守、教育事業」に対して力を入れているかについて書いてみます。
社員の、「生活が守れる環境、やりがいのある仕事を会社として維持・作り出す」ためには、その人のみの売上に頼っていてはその人がいつまでも自分が現場で働き続けないと今の収入が維持できないということになります。
例えば体力的にきつい時期になってきたや、自分がもっと新たな技術を身につけてやりがいある仕事を増やしたいと思ったときに、その人が現場を離れると収入がなくなり困るといった環境では幸せな人生を送ることの障害となります。
自分の収入が、自分自身ががむしゃらに働かなくても会社のしくみから収入が継続的に伸びていくという環境を私は作りたいと思っています。
そのための1つの方法が保守・教育ビジネスです。
教育ビジネスや保守が安定的に収益を上げることで、社員が上記のような体力や新たな知識習得、更には家庭環境の問題で仕事を今まで通り出来なくなったときなどでも、教育ビジネスや保守のしくみを使い、その人の収入が減らないようにできます。
現場へ出ていた社員が、事情があって現場へ出れなくなったときに一時的に保守の業務をするや、教育ビジネスの講師育成・カリキュラム立ち上げを手伝ったり、場合によっては講師、サポート講師をすることもできますし、その後、事情が収まったらまた現場へ戻ることもできます。
その間でも、社員の収入は減らない(更には増やしたい)仕組みを作りたいと思っています。
今のSAP業界は、「個人の売上のみに依存して収益が上がる」という構造から脱却できていない部分が多々あり、そこから社員の勤続年数が短い業界にもなっています。
「SAPコンサルを短期で育成する」といったSAP業界では今までできないと言われたことを私は覆すために色々と行いその成果を出してきました。
いまは、「個人の売上のみに依存して収益が上がる」という業態を変えたいと思っており、そのための施策を行っています。
社員が、自分が現場へ出続けないと今の年収が維持できないという環境を変えるために、今は保守・教育ビジネスに力を入れています。
そして、以前の社長ブログで下記を書きましたが、
「ECHの社内は、社員の希望に沿った形でシニアコンサルとして現場で活躍する人、2年間の会社の教育カリキュラムを履修した新人を連れて現場で後輩の指導をしながら複数の現場を担当するシニアコンサル、現場経験を増やすために様々な業種のプロジェクト現場を経験中のミドルコンサル、入社間もない社員が保守・教育部でそれぞれ活躍している状況となっています。」
この意味は、各社員が希望する働き方に応えることができる会社を作っていきますという宣言です。
そのためには、社員の仕事の形が変わることで収入が下がるといった事が無いように、安定した収益のしくみを作る必要があります。
ECHにしかできない教育と保守(AMO)、コンサルティング(SES)の融合を行い、将来に向けた安定した収益構造を作って行きます。
2021/11/4
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