2022年5月26日木曜日

行動規範について 1

今回はECHの行動規範について書いてみます。

ECHには行動規範があります。

入社した社員は入社時のオリエンテーションでECHの行動規範の説明を受けます。

行動規範を作っている目的は、各自が会社の中での行動で何か迷ったりした時の指針として思い出して欲しいことを記載しています。

この規範は強制するような意味で書いているのではなく、各自がこの行動規範を理解し、ECHの社員はこのような社員であるという模範と考えてください。

どれも私が今までの社会人経験の中で、やると良いことが起こってきた行動です。

今回はその一部について、その行動規範がある理由を書いてみます。


<行動規範:出社時>

・遅刻しそうなときは、10分前までには連絡を入れる

・メールで連絡を入れても返事がないときは電話を必ずする

・朝、元気な声で相手の顔を見て「おはようございます」と挨拶をする

・出社前の通勤中に、今日やるべき仕事を頭の中で整理しておく

・朝は20分前には出社して始業の準備を行う。(東京での電車遅延は頻発するので、少しの遅延で遅刻をしないようにする)

  *事務所などの鍵が開いているかは事前確認を行う。

・プロジェクト現場では、朝は1番に出社するくらいの意気込みで、一番最後に出社するといった行動は慎む。

・何事も1番を意識する。


- 遅刻しそうなときは、10分前までには連絡を入れる -

会社の仕事はチームで行うことが多いです。

チームを取りまとめているリーダは、その日にそれぞれのメンバにどのような仕事をしてもらうかを考えています。

遅刻することが少しでも早くわかれば、遅刻した人に割り当てていた仕事をどのように対応していくか様々な対応方法を考えることができます。

よって、遅刻しそうなときにはできるだけ早くリーダへ連絡を入れてください。


- メールで連絡を入れても返事がないときは電話を必ずする -

メールは必ず相手へ届くものではありません。

ネットワークのエラーやコンピュータの不具合など、送信したつもりでも相手へ届かないことがあります。

メールを送ったから相手へ届いているとは思わず、相手から返事などが無いときは再度メールしたり、または電話を入れて相手との確認を行ってください。

また、自分がメールを受け取ったときは、相手へ必ずメールを受け取った旨連絡をしてください。


- 朝、元気な声で相手の顔を見て「おはようございます」と挨拶をする -

社会生活はコミュニケーションから始まります。

お互いが相手の事を知ることで関係が深まり、互いに協力し合って物事を成し遂げて行こうという気持ちが醸成されます。

その一歩が挨拶です。

朝、顔を見ることで相手の様子も分かり、その理解がスムーズなコミュニケーションの手助けとなります。


- 出社前の通勤中に、今日やるべき仕事を頭の中で整理しておく -

仕事は同時に複数の事が発生し、その対応をする場面が多くあります。

その時に、1つ1つの仕事の重要性、緊急性などを考慮して処理の順番を決めていく必要があります。

仕事が始まると、目の前に出てきた仕事に追われ、仕事の重要度やボリュームを考えずに仕事にあたってしまうという事が出てきます。

そういった事を防ぐために、仕事が始まる前に今日一日の中でどのような仕事をどうゆう順番であたっていくかを考えておく必要があります。


- 朝は20分前には出社して始業の準備を行う。(東京での電車遅延は頻発するので、少しの遅延で遅刻をしないようにする) -

通勤時に電車などの交通機関が遅れることは珍しい事ではありません。

その遅れが発生するたびに遅刻をするような事が無いように、20分程度は余裕をもって出社しておく必要があります。


- プロジェクト現場では、朝は1番に出社するくらいの意気込みで、一番最後に出社するといった行動は慎む -

新人はプロジェクト現場では早く名前と顔を覚えてもらい、何かあったときに自分の顔を思い出してもらえるくらいの印象を与えておいた方が良いです。

仕事で手が足りないと言ったときに、名前と顔を覚えてもらっておけば、声がかかるかもしれません。

プロジェクトに入った当初は、できるだけ多くの仕事に携わることで早く仕事を覚えることができます。

また、朝1番に出社すると、後から来るチームメンバそれぞれに挨拶ができて顔を覚えてもらえます。

仕事に対する積極的な姿勢を理解してもらえます。


- 何事も1番を意識する。 -

朝一番に出社する、会議室に1番に入る、意見を求められた時は1番に発言する、提出物は1番に出す。

この様ないつも1番に行動することを考えていると、自分の行動が積極的になり、相手からも自分の事を覚えてもらえます。

私達の仕事は、技術者でもあり営業マンでもあります。

自分を覚えてもらい、何か仕事が出てきた時に自分の事を思い出してもらい、自分へ仕事の依頼が来るようにしていく必要があります。

1番という行動は相手から覚えてもらえるためにとても役立つ行動です。


2022/5/22


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