今回も前回に続きECHの行動規範について書いてみます。
ECHには行動規範があります。
入社した社員は入社時のオリエンテーションでECHの行動規範の説明を受けます。
行動規範を作っている目的は、各自が会社の中での行動で何か迷ったりした時の指針として思い出して欲しいことを記載しています。
この規範は強制するような意味で書いているのではなく、各自がこの行動規範を理解し、ECHの社員はこのような社員であるという模範と考えてください。
どれも私が今までの社会人経験の中で、やると良いことが起こってきた行動です。
今回はその一部について、その行動規範がある理由を書いてみます。
<コミュニケーション>
・判断に迷った時はユーザのためになるのかどうかを考える
・周りは自分の鏡であることを認識し、トラブルなどを周りのせいと考えない
・自分がいつも見られているということを意識する
・周りに感化されることなく自分というものをしっかりと持つ
- 判断に迷った時はユーザのためになるのかどうかを考える -
私達の仕事はERPの導入コンサルティングですが、ERPを導入することが目的ではなくユーザがERPを使って効率的な業務ができるようになることが目的です。
全ての判断に、メリットとデメリットを並べ、それぞれの影響度を考えながら今だけではなく将来に渡りユーザにとってメリットのある選択を行いユーザへ説明します。
忙しくなると、私達が何のために仕事をしているかという事が横に置かれその場その場の事情で物事の判断をしがちになります。
その様なことにならないように、いつも「ユーザのために」という意識を忘れず全ての判断を行ってください。
- 周りは自分の鏡であることを認識し、トラブルなどを周りのせいと考えない -
自分の周りで起こっていることは自分の鏡です。
人は自然と同じレベルの人で集まります。
その中で時々起こるトラブルは、まずは自分に何か非が無かったか、例えば10の内1つや2つでも自分に非があればその部分を改めることができなかったのかを考えます。
その1つ2つの非が無ければトラブルは未然に防げたのではないか、その点を深く考えます。
責任を相手のせいにすることは何も進歩がありません。
人として成長するためには、いつも自分に非が無かったかを考え、その非を反省し将来に活かす行動が自分を幸せにしてくれます。
- 自分がいつも見られているということを意識する -
社会の中で生活するという事は他人と時間・場所を共有するという事です。
その中で、周りに人がいないからといって正しくないことをするとその1つ1つが自分に沁みついてどこかでトラブルとなります。
また、そういった行動は習慣となり、知らないうちに行っているという事になります。
周りの人に見られていないと思っていても、習慣化した行動はどこかで見られています。
いつも誰かに見られているという行動をとることで自分の行動を正すことができます。
- 周りに感化されることなく自分というものをしっかりと持つ -
自分の中に芯となるものを持っている人は1つの方向に正しく進むことができます。
社会で生活していると多くの人とのかかわりがあります。
それぞれの人が多様な個性を持っており、行動も違います。
色々な事を言われることもありますが、その一言一言に揺らされることの無いように、自分の中に芯となる考え方を持ってください。
人の手伝いをする事が好きな人が、相手が自分の為に手伝いをしてくれないからといって自分も同じ行動をする事は単に自分の行動レベルを下げているだけです。
自分はこういった人だというものをしっかりと持って、周りに流されないようにして下さい。
2022/10/18
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