コミュニケーションの本を読んでいたら「コミュニケーションのさしすせそ」という言葉に出会いましたので紹介します。
最近はMeetやZOOMによる対話も多くなり、対面でのコミュニケーションとは違う気配りも必要になってきました。
対面の時は相手の表情が見えるので、「してください」という依頼を受けたときに、にこやかな表情で言われると「あ、してあげよう」と思えます。
表情に怒りがあるように感じたときは、威圧感を覚え、恐怖を感じることもあります。そこから反発という感情が出てくることもあります。
このように対面であれば相手の意図はわかるのですが、メールやリモート画面での会話となると相手の真意を正しく理解することが難しくなります。
このため普段からメールやリモート画面でのやり取りには気を付けないといけないですが、そこでできることに「コミュニケーションのさしすせそ」があります。
普段から相手とのコミュニケーションを良い形にしていれば、このような誤った受け取り方も防げますので「コミュニケーションのさしすせそ」を参考にしてください。
コミュニケーションのさしすせそ
さ:さすがですね!
し:知らなかったです!
す:すごいですね!
せ:センスありますね!
そ:そうなのですか!?
この言葉は相手を褒めるときに相槌として使う言葉ですが、普段のコミュニケーションで使ってみると普通にも使えるものです。
人は話を黙って聞かれると、自分の話を聞いてくれているのか不安になります。
この相槌をうまく使うことでコミュニケーションがうまくいきます。
リモートでの会話では、相手が話していることに無反応になる人が多いです。
対面の時は「無表情」ということは無いと思います。
これは無表情だと、自分が「相手は自分の事を変に思っているだろうな」と思うからです。
これがリモートでの会話となるとその配慮が無くなります。
私たちが今までリモートでの会話というコミュニケーション手段を使ったことが無いからかなと思います。
リモートでも、話しかけている相手が無反応だと、話し手は「聞いているのかな?」と不安になります。
話し手への気遣いとして相槌は大切ですね。
今回紹介した「コミュニケーションのさしすせそ」は相手に驚きを表すときによく使う言葉です。
この言葉は、相手の話に興味を持っていることを表すことができるので、相手に対して共感している印象が強くなり、その結果相手に好意的な印象が生まれます。
相手への共感を示すと、相手は心地よくなり安心して話し続けることができます。
これは「同調効果」とも言われ、特に協調性の高い日本人にはより効果が高いそうです。
私たちはお互いが助け合ってすごしています。
私がよく例に出すことに、「自分一人では1本の鉛筆すら作ることができない」があります。
全てがお互いの支えあいで成り立っています。
いつも感謝の気持ちを持って、相手への気遣いを忘れないようにしたいと思います。
2023/10/28
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。