今回は雑誌PHPに掲載されていた松下幸之助さんが言われた「責任はわれにあり」という言葉を紹介します。
「責任はわれにあり」 松下幸之助「思うまま」より。
「最近の世の中は、ともすれば何か事があるとすぐ他人のせいにしたがるようだ。
世の中が悪いだからだとか、だれそれが悪いだからだとか責任を他に転嫁しようとする。
しかし、この際もう少し、責任は我にありという考え方をすべての人々がもつようにしなければならないと思う。
そうすれば真剣な反省も生まれ、失敗がいろいろな教訓となって生きてくるであろう。
当然負うべき責任を他に転嫁するようなところからは、決して進歩発展は生まれてこないと思うのである。」
私は以前このような言葉に出会ったことがあります。
「世間は自分の鏡である」
私はいまもこの言葉を1つの人生訓として大事にしています。
この意味は、自分の周りで起こっていることは自分の行動から来ているということです。
自分が楽なことをしようとしたから周りも楽な行動をしたり、自分が怒るから周りも怒っているということです。
起こっていることの原因は少なからず自分にもあると考えると、自分でこのことに対して何かできることはないかという考えになります。
ここで原因は相手のせいだとか社会のせいだと考えると、そこからは何も生まれてきません。
不満やストレスが溜まるだけです。
自分に少しでも原因があると考えると、何かしらの今後に向けた前向きな行動が出てきます。
世の中で自分の周りで起こっていることの原因の一端は必ず自分にもあります。
「責任はわれにあり」という言葉を忘れず過ごすことで、自分の周りが変わり、ストレスの少ない生活ができるようになります。
2024/4/11
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