今回は今年度の事業計画で発表した「理念を支える企業文化」について書いてみます。
「理念を支える企業文化」は企業理念「人を育て社会に貢献する」を日々行う中で会社の雰囲気・文化として育成していくものです。
事業計画で発表した「理念を支える企業文化」は以下の5つです。
1、社員一人一人が成長を目指す。
2、社員同士がお互いの成長のために協力し教えあう。
3、利他の気持ちを持ち互いに助け合う。
4、努力を惜しまず自己の成長を目指す。
5、自分の持つ知識を全て出し切って最善のシステムをお客様へ提供する。
「社員一人一人が成長を目指す」
人は持っている能力の10%も使っていないと言われています。
私達は普段もう大変だと思いながら行っている事でも、本来持っている能力の10%も使っていないようです。
確かに自分の経験を思い起こすと、納期が迫っているときなどに集中して仕事をすると普段に比べてかなり多くの仕事ができている事があります。
この自分が持っている能力を引き出すことができるよう会社が後押しをして行きたいと思います。
「社員同士がお互いの成長のために協力し教えあう」
一人ができることは限られていますが、それぞれの人が得意分野を生かして得た知識を互いに出しあう事で、一人で行うより多くのことができます。
一人に与えられた1日は24時間ですが、2人いると48時間です。
自分の能力を上げたいと思ったとき互いに助け合い成長を目指すと、一人でがんばるより、より速い成長が実現できます。
「利他の気持ちを持ち互いに助け合う」
”自分が””自分が”と、自分のことのみを考えることを利己といいます。
あれが欲しい、これが欲しいと、得ることだけを考えているといつも不足感を感じ乾いた心になります。
人は他者に貢献することで満足感が得られるようにできています。
目の前で人が物を落としたら拾ってあげようという気持ちが自然に出てきたり、困っている人がいたら声を掛けたくなる気持ちです。
この助け合うという気持ちを互いが持つ事で普段の生活にやすらぎが出てきます。
利他の気持ちを持つ事で、あたたかな気持ちを持ちながら日々過ごしたいと思います。
「努力を惜しまず自己の成長を目指す」
人は成長することで満足感を感じます。
その成長は1日などの短い期間では得られず、長く継続した努力で得ることができます。
なかなか物事を継続するという事は難しい事ですが、小さなことで良いので継続するということ繰り返す事でそのことが習慣化され自分の成長を感じることにつながります。
努力は必ず自分の成長になるので、日々努力を忘れず生活したいと思います。
「自分の持つ知識を全て出し切って最善のシステムをお客様へ提供する」
仕事をしていて満足感が得られるのはお客様に喜んでいただけたときです。
人に役立った時に、自分の存在感を強く感じることができます。
他者へ貢献できることで自分の存在を感じることができ、自分を認めたもらえたというマズローの欲求5段階の承認欲求が満たされた状態になります。
人に喜ばれて自分も満足感が得られるというこの状態を、これからも多くのお客様に提供して行きます。
2024/5/29