今回は松下幸之助さんが書かれた「道をひらく」にあった「素直に生きる」を紹介します。
素直さは
人を強く正しく聡明にする。
逆境に素直に生き抜いてきた人、順境に素直に伸びてきた人、その道程は異なっても、同じ強さと正しさと聡明さを持つ。
おたがいに、とらわれることなく、甘えることなく、素直にその境涯に生きてゆきたいものである。
(松下幸之助著『道をひらく』より)
松下幸之助さんは、人が成長するには素直さが必要であると言っています。
人から何か教えていただいたり、指摘などをされたときに、言い訳などをするのではなく、まずは自分の中に受け入れてしっかりとそのことを考えることが必要と言われています。
人はそれぞれ自分が正しいと思い普段の行動をしています。
私達は一人では生きていくことはできず、必ず人との関係性の中で生活をしています。
それぞれ育ってきた環境が異なる中で、お互いのあたりまえと思っていることが異なることがあります。
その時に、人からのアドバイスを自分の方が正しいと思い聞き入れないというのは自分の成長にとってもったいない事です。
まずは人からのアドバイスはそのまま受け入れて、その中で自分にとってどのようにそのアドバイスが活かせるかを考えていくことが必要です。
自分の考えとは異なる考えが聞けるという事は自分を成長させるチャンスです。
人からのアドバイスは、感謝の気持ちを持って受け入れることができるよう、人としての器を大きく持っておきたいです。
2024/7/21
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