今回は報奨金規定の目的について書いてみます。
私たちが行っている仕事は知識を多く必要とするものです。
その知識も、普段の生活や仕事の中で自然と身につくようなものではなく、積極的に身につけようとする行動が無いとなかなか身につかないものです。
報奨金規定はECHを起業してすぐに作成しました。
それは、資格を取るといった行動が私たちの仕事にとって大変役立つものだからです。
資格取得のための行動は、頭と心、両方を鍛えてくれます。
頭は「知識」、心は「強い精神力」です。
OJTを通して仕事に必要な「知識」を得ることはできます。
しかし、OJTでは出会った業務内について知識を得ることはできますが、今後出てくる新たな業務について得ることができません。
私たちの仕事はお客様先の業務内容に依存して様々な形で変化するため、現場が変わる都度新たなものが出てきます。
ロジであれば、在庫管理の方法や有償支給、見込み生産や受注生産・プロセス生産、出荷基準・着荷基準による売上計上などといった様々な業務です。
会計では、外貨取引、支払条件、小口現金取引、手形取引などといった業務です。
このような多くの業務形態をOJTで学ぼうとすると相当数の現場経験が必要です。
また、初めて出会った業務をその場で理解してお客様が満足できるソリューション(解決策)を提示することは難しく、一旦預かりなどとなりコンサルタントとしての力量が問われる場面となります。
このように、数多くの業務をいかに早く・網羅性をもって知ることを目的とした時、OJTのみに頼るのではなく、広く知識が得られる資格試験の勉強が効果的な習得手法となります。
また、日々仕事をする中で、お客様からの難しい要求に応えるためには、”やり切る”という「強い精神力」が必要です。
途中で”わからない”と思ったときに、あともう少し調べてみようや、やればできるはずだという強い気持ちです。
資格試験の勉強を通して、自分の時間の内、一定の時間を資格取得のために毎日使うといった”継続力”と、日々自分を律して継続した学習を決めた期間はやり通すという”強い意志”を身につけるために資格取得の行動は役立ちます。
難しければ難しほど、その努力の記憶は自分の自信となり、お客様と会話するときにも自然と湧き出てくる自信につながります。
コンサルタントはお客様から信頼されることが何よりも大事となります。
お客様から、〇〇さんの話しはいつも明快でわかりやすいですという評価の裏には、自信を持った態度と話を行うことが必要です。
この資格を取るための努力がいかに自分の業務に役立つかを知っていただき、その動機付けの1つとするために資格取得報奨金を規定しています。
会社で使うお金は大事に使っていかないといけません。
その1つに資格取得報奨金をいれていることには会社としての強い思いがあるからです。
資格取得の努力を通して、自分の中に豊富な「知識」と、やり遂げげるといった「強い精神力」を身につけてください。
この努力が自分の将来に対していかに役立つかを私は経験しています。
ECHは資格取得のための努力に重きをおいて、皆さんの資格取得を支援するために報奨金規定を今後も充実させていきます。
2021/1/19
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