2021年4月21日水曜日

1か月リフレッシュ

今回は「1か月リフレッシュ」について書いてみます。


今ECHでは、プロジェクト現場へ長く入っていた社員がプロジェクトを終え、新たなプロジェクトへ入るタイミングで1か月のリフレッシュ期間を推奨しています。


1か月のリフレッシュ期間で何を推奨しているかというと、2週間程度の休暇と2週間程度のスキルアップです。


プロジェクト現場へ入っているとなかなか有休も取りづらく、まとまった休みを取っての心身のリフレッシュや、家族と一緒の数泊の旅行などがしづらい環境にあります。

私が家族を持ち、ある程度自分で仕事がコントロールできるようになったとき思ったのは、家族と1週間一緒に旅行に行ければ楽しいなと思いました。

それからは、自分の仕事が切れるタイミングで、子供の学校の休みなどをうまく合わせ(時には、勉強に支障のない程度に学校を休ませて)ながら土日を合わせた1週間程度の休みを取って旅行へ行きました。

これだけの時間があると、沖縄や北海道、またハワイやアメリカといった遠いところまで行くことができます。

家族と一緒に旅行という形で数日を過ごすと、とても良い思い出になり、また子供がいる家庭では、子供が大きくなるとなかなか一緒に過ごす時間が少なくなるので家族で一緒に行動する時間はとても貴重な思い出となります。

親が健在の方は、体が自由に動ける今の時期を大切にして旅行などへ行ってもらうのも良いと思います。


仕事ばかりで家族と過ごす時間が無いといった事にならないように「1か月リフレッシュ」をうまく使ってもらえればと思っています。


また、私たちの仕事は知識をお客様へ提供する仕事です。

知識量がお客様の満足度を大きく左右します。

プロジェクト現場などへ出ているとなかなか自分の知識を溜めるための時間がとりづらく、どうしても日々の仕事に追われ時間が流れてしまいます。

仕事をやっていると徐々に知識は増えては行きますが、私たちが扱っているSAPシステムは機能がとても多く、合わせてお客様の業務に関する知識も必要です。

現場でSAPシステムの機能を知ると共に、製造業、食品業、運輸業などといった様々な業種業態に関する知識を知っておかないといけません。

そういった業務知識を現場だけで知ろうとすると、5年、10年という経験を必要とします。

ただ、そういった知識が長い年月をかけないと得られないかというと全ての面においてそうではなく、日々の新聞記事で得られる情報や、業種別の本などを読むことでも業務知識を得ることができます。

また、まとまった時間を利用して、ロジスティックス系であれば中小企業診断士の資格やロジスティクス・オペレーションなどの資格や、会計系であれば日商簿記検定や税務検定など、ベーシス系であればOSやデータベースの資格などの勉強があります。

これら資格試験はどの業種にも当てはまる広い知識として役立つので、長期の休みに集中して勉強するということが将来の自分を助けてくれます。


リフレッシュ期間の内の2週間は、自分が担当しているSAPシステムの分野での更なる機能の深堀や、別の新しいSAPシステム分野への足掛かりとしての学習、社会人としての人間力・リーダシップなどを磨くための外部研修を受講するなど有意義な時間として使ってもらえればと思っています。


2週間の有給休暇と2週間のスキルアップ期間を家族サービスや自分のスキルアップに使う事は、仕事に追われいつの間にか時間が過ぎているということにならないよう、思い返すことのできる楽しい思い出を作り、将来の自分のために時間を使うといった有意義な時間の使い方となります。


今の現場が変わるタイミングで1か月リフレッシュをうまく使ってもらい、また、1つの現場参加の期間が長期にわたっている社員は、個別に相談してもらうことでうまく1か月リフレッシュ相当のことができるようにしたいと思っています。

有休があまりない人も個別に相談してくれればと思っています。


ECHにいることで自分の人生が豊かになったという実感を得てもらうために1か月リフレッシュを会社のしくみとして根付かせて行きます。


2021/4/20


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