2021年4月27日火曜日

社会人と勉強

今日は社会人と勉強について書いてみます。


私は以前から不思議に思っていることがあります。


「なぜ社会人になると勉強をしない人が増えるのだろう?」


みんな学生の時は大なり小なり日々家で宿題をしたり、試験前は夜遅くまで勉強をしていたと思います。

学生の時の勉強は「これって何に役立つのだろう」という漠然とした思いを持って、何か明確な目的を持った人以外は、周りからやりなさいと言われていたのでやっていたという人が多いと思います。


それが社会人になると途端に勉強から縁遠くなります。

社会人になることで先生という存在が無くなり、親も勉強という言葉を発しなくなります。

他者からの圧力が無くなるので勉強をしなくなるという状態の様です。


私は社会人になってからコンピュータに出会い、「これは面白そうだ。もっと知りたい」という強い欲求が出てきて、仕事だからという思いではなく、自分が興味があるのでもっと知りたいという気持ちからコンピュータの勉強を始めました。

それが仕事にも直接関係したので仕事の評価が上がり、給与も上がったという経験をしました。

そこで私が思ったのは、社会人は勉強をするとそのまま給与に直結して成果が表れるという事です。


正直、私は学生の頃は余り勉強はしていませんでした。

友達と遊ぶことが楽しくて受験勉強に集中できず希望する大学には入れませんでした。

学生の時はみんなが勉強しているのでかなりの勉強が必要でした。

1日1時間など勉強してもあまり人よりも成績は良くならず、周りを見ていると昼間から勉強しているので7時間や12時間以上勉強している人がいました。

私は1時間ですらできなかったので当然追いつくことなどできず、希望する進路には行けませんでした。


しかし、社会人になってから勉強と自分の評価・給与が直接結び付くことに気づき、毎日の行動に勉強を取り入れていきました。

社会に出てみると、社会人の多くはあまり勉強しないので、私が勉強の大事さに気づき1日1時間勉強しだすと、途端に人より知識量が増え、他者からの評価も上がりました。

学校の勉強との大きな違いは、学校の勉強は英語や世界史、数学などといった既に出来上がっている情報をいかに多く覚えるかが他者との差別化になり、中学・高校といった数年をかけて覚えてきた情報量が評価となります。

社会人になると、特にIT系の場合は日々技術は進歩しており新しいことが次から次に出てきます。

そういった中で新たに出てきたことを覚えることとなりますので、自分の過去は関係なく、いまどれだけ勉強しているかで優位性を持つことができます。


社会人になって1日1時間だけでも毎日勉強するだけで、1年間で365時間、約46日、平日で換算すると2か月ほどになり、自分の社会人としての生き方、周りからの評価が大きく変わります。


今既に勉強を日課としてやっている人もいると思います。

その行動は必ず、将来を豊かな人生、楽しい人生へと導いてくれます。


今という時間を大切にして、日々知識の積み重ねがいかに自分の人生を豊かにしてくれるかを思いながら過ごしてください。

私は人生は平等だと思っています。

苦労する量はみんな同じです。


今、楽をすると、将来苦労します。

今、苦労すると、将来楽できます。


将来の自分、将来の家族を思い、豊かな人生が送れるよう毎日を大切に過ごしてください。

日本はもうすぐゴールデンウイークです。

この連休を有意義に過ごしてください。


2021/4/27


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