2021年7月7日水曜日

2021年度夏季賞与が支給できるという事

今回は「2021年度夏季賞与が支給できるという事」について書いてみます


7月はECHの夏季賞与支給月です。

今年も賞与は例年通り各社員の成果・成長に合わせて前年を超える金額を支給することができます。


新聞などの記事によると、「日本経済団体連合会(経団連)は6月25日、大手企業の2021年夏季賞与・一時金の第1回集計結果を発表した。平均妥結額は前年比7.28%減。2018年以降、3年連続で減少した。」とあるように全体としては賞与は減少しています。


昨年からの新型コロナ環境で、様々な業種で経営状況の良いところと悪いところがはっきりとしてきています。

その中で私たちのIT業界は比較的景気は悪くない状況です。

ただ、私たちの業界の中でも、開発系を主に行っている会社では仕事が少なくなり経営的に厳しい会社もあるようです。

ECHは会社設立当初からコンサル業務に特化し、開発関係の仕事は積極的には行ってきませんでした。

その方針を貫いてきたことで今の新型コロナ環境でも安定経営を行うことができています。


以前のブログにも書きましたが、会社としてやりやすいのは開発系で、社員もコンサル系の仕事に比べるとスキルをつけやすいのは開発系です。

しかしECHでは、誰もがやりやすい事にはあまり価値を置かず、難しいことではあるがやりがいがあり将来に渡り価値が低減しない分野にターゲットを置いて経営を行ってきました。

それがコンサルタント専門の会社です。

開発系を行うと経営的には人の育成も楽です。しかし、楽なことは誰でもできる事から、競争が激しくなり同じ努力をしても得られるものは少なくなります。

また、「コンサルタントはこうすれば育成できる」という経験を通した確証があったのでコンサルタント専門会社に特化する経営方針としました。


会社を設立しこの経営方針を定めてしばらくは、「コンサルの育成は小さな会社では無理」や「未経験者はコンサルにはなれないから育ててもダメ」といった声が、業界では当たり前と思われていた背景から聞こえていました。

しかし、周りの意見に惑わされることなく自分が信じたことを貫き進んできたことが今に至っています。


何事も、初めて物事を行うときは周りから「できない」「無理」といった声が聞こえてきます。

それは、「障害があるから」、「誰もやってないから」、「やってもダメだったから」、周りは皆出来ないと言ってきます。

しかし、世の中の新しいものは多くが最初は「無理」と言われています。

ラジカセを持って歩くなんて無理と言われたソニーのウォークマン、そんなに薄型の電話機能を持ったオーディオプレーヤは無理と言われたアイフォン、どれも最初は周りから「できるはずがない」と言われたものです。


この「できない」と言われるものは簡単にはできません。

チャレンジする中で周りから繰り返し「できない」という声が入ってきたり、やってもやっても失敗したりと、あきらめる要素はたくさん出てきます。

しかし、そこであきらめず自分を信じて「必ずできるはずだ」という強い信念をもってやり遂げることができれば他者と差別化でき参入障壁の高いものを作り上げることができます。

盛田昭夫さんやスティーブジョブズさんは自分の信念を貫いて社会を変えました。


一度その仕組みを作り上げると、繰り返し行うことで仕組みが洗練され、仕組化された中で誰でも同じことができるようになります。

そこまで来ることができればブルーオーシャンと言われる分野を作り上げることができます。


ECHはブルーオーシャンを作るために今も多くの障害を1つ1つ乗り越えていっています。

立ち上げ時は多くの社員の力を借りて、各社員に様々な苦労もお願いしながら今洗練された形を作り上げていっています。

社員の皆さんのがんばりのおかげで、ECHは業界の中でも異色な存在になっています。

大手の同業者から人材育成を任され、その評判は業界内で広がっています。

ABAP開発者、アプリコンサルタントなどの育成は、競合する他社がいないといえるような状況に来ています。


ただ、現状に甘えていては衰退を迎えます。

いつも上を目指し、新たなものを作り上げながら、他者よりも一歩先を見据えて戦略を立て実行していくということを忘れてはいけません。

今の成功が将来続く保証はどこにもありません。

社員がみな緊張感を持って自分の足元を固め、会社組織の一員となりチーム力を高め将来へ向かって行くことが成功を続けるために大事なことです。


2021/7/7


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