今回は他者への気遣いについて書いてみます
私は役職柄、多くのリーダと会う機会があります。
会社の社長、事業部の部長、プロジェクトのリーダ、学校法人の校長・理事長、非営利活動法人の理事などです。
このような組織のリーダを務めている人に共通して感じることに、他者への気遣いにとても気を配っているという事です。
出会ったときは必ずみなさん明るい声で「おはよう」や「こんにちは」といった声掛けをします。
その時の表情はにこやかで、見ているこちらにも元気が出てきます。
出会ったときに、黙ったままいたり、機嫌の悪そうな表情をする人はだれもいません。
様々なリーダと会話する機会も多く、どうして出会ったときに表情が明るいか聞いたことがあります。
みなさん一様にいう事に、相手に心地よい空間を提供したいからと言われます。
自分と一緒の時間を過ごしている間は快適に過ごしてほしく、会話も弾み楽しい時間だったと思ってほしいので自然と表情が明るくなりにこやかな雰囲気になると言っています。
リーダとして人がついてくるという事は、やはりその人の周りにいると心地よく元気になれるということが大事だと思われているようです。
他者が心地よい空間と時間を感じてもらえるよういつも相手の事を考えて会話や行動をしています。
確かに、会ったときに笑顔も見せずむすっとしているようだと、周りの雰囲気も暗くなりますし、一緒にいて楽しくないと思います。
また、人と会話するときも、相手がいまどういった環境でどういった気分でいるかを思いながら会話をするようにしていると言われます。
そういった方々と食事などに行くこともありますが、年齢が上であってもお箸や醬油などを取りそろえたりするちょっとした心遣いにその人の人間性を感じます。
まえに読んだ本に下記のようなことが書いていました。
自分に自信がない人は、いつも人からどう見られているかを気にするがあまり小さなことに固執して人への気遣いができないと。
自分に自信がある人は、物事を大局から考えることができ小さなことに固執せず、いつも相手がどう感じているかを思いながら自分の行動を行っているそうです。
私も経営者として行動する上で、相手への気遣いがいつもできるよう改めて行動を見つめなおしてみます。
2021/6/29
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