今回は「会社の安定」について書いてみます。
私は社長が集まる研修会へ毎月出ています。
そこでは、創業社長や2代目社長など、多くの社長が集まってそれぞれの会社がどのような業種でどのように経営を行っているかなどをお互いに話しながら自社の会社経営にそれぞれが活かしています。
その会へ参加している目的は、会社を創業してその時々で様々な問題や課題に対処しながら経営を行っていますが、会社はそれぞれ特徴があり、業種、業態、社員、様々な異なる要素が重なってその時々で問題がでます。
その問題は当然事前に想定していなかったものもあり、どう対応してくことが良いかに悩みます。
その時に既に先を走っている会社は同じような課題を抱え、その課題をどのようにして処理していったかということを社長間で互いに話し共有することを行っています。
また、それぞれの会社の社長は皆さん勉強熱心な方が多く、数多くの勉強会へ出席したり、多くの本を読み、たくさんの知識を持っています。
お互いが持つ知識を持ちあって、課題にどう対応することが最善策かを互いに話すことで多くのヒントを得ることができます。
その社長の集まりでよく話題になることに、「会社の安定」はどのように行っていけば良いかという事があります。
会社は今うまく行っていても、同じことを続けていると必ず衰退します。
それは、うまく行っていることは他社もその情報を得て同じことを始めたり、また更にそのことに磨きをかけてより良いものを作り出してきます。
よって、1つの成功にしがみつき、成功に安心するという事は結果衰退を招きます。
私は「会社の安定」に必要な重要な要素は2つであると考えています。
1つは、社員育成。
もう1つは、独自のビジネスモデルです。
現在のECHの成功要因としてまず挙げることができる事に社員育成があります。
中途入社で経験者を潤沢に採用できるのは、既に会社として出来上がっていて、誰もが名前を知っているような会社です。
私たちの様な今成長している会社が良い社員を集めるためには自分たちで育成するしかないと考えています。
経営の神様と呼ばれる松下幸之助さんは「企業は人なり」と言っています。
どの会社もすべては社員にかかっている。
どのような良い商品やビジネスモデルを持っていても、社員によって成功もすれば失敗もします。
会社は商売をする場ではありますが、人を育てる場でもあると考えています。
複数の人を同じ教育システムで育てようとする学校教育とは違う、社員1人1人に合った育成方法を考え、技術力だけはなく人間力も磨くための努力もしていくことが会社を成長させるにあたって重要な事です。
社員の成長は、会社の成長に直接つながります。
会社の成長は、社員の成長によって実現できます。
社員の成長を日々考えながらそれぞれの個人に合った成長モデルを日々ブラッシュアップしていくことが重要な事です。
そのために、技術力だけではなく人間力もアップさせる研修制度を充実させ、社員個人との成長モデルの話し合いをこれから更に深めていきます。
また、会社を安定させるには、会社として新しいビジネスモデルを構築していくことも必要です。
他社の真似ではない、自社独自のビジネスモデルです。
自社独自の成功したビジネスモデルを構築すれば、先行者利益を得ることができ、またそのビジネスを日々磨き上げることで他社の追随を許さない継続した成長が図れます。
現在進めている保守・教育事業を自社独自のビジネスモデルとして作り上げていきます。
保守事業と教育事業を同じ社員が行うことで、教育事業を通して社員の育成を図り、保守事業を使い実務経験値を増やすビジネスモデルを実現します。
会社を停滞させず日々成長させるためには、社員の成長と新たなビジネスモデルの構築が必要です。
社員研修を積極的に推し進めることや、現在進めている保守・教育事業を軌道に乗せ安定した収益の柱となるよう今年度は力を入れています。
今年の私の課題に社員満足向上があります。
そこには会社の安定も入っています。
会社の成長、ひいては安定を図り、社員満足度の向上に努めていきます。
2021/8/2
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