昨年から1年間、経営者として必要なことは何かなど学びを得るために松下幸之助経営塾へ参加しました。
そこで発表しました「わが社が大切にしている『経営の基本』」を記載します。
わが社が大切にしている『経営の基本』
わが社が大切にしている経営の基本は「衆知経営」です。
14年前に会社を起業し、経営者としての経験が無い私にとって会社の経営は手探り状態で進めるといったものでした。
会社員として働いていたころに部門長として部下を持ち組織を動かしていたことはありますが、部下も数名で、また部下の生活や家族といった事に対しての責任感があるわけでなく、ただ組織に必要なことを行っていくという日々でした。
それが、特に準備もなく経営者として動き出すこととなり、最初は日々の仕事や給与の確保で精いっぱいで会社経営といった事を真剣に思い悩むといった事はありませんでした。
そこから社員が少しずつ増えていき、社員が10名を超えだしたころから、社員を会社が目指す方向に同調させ、一丸となってエネルギーを発揮するためにはどうすればよいかという事に悩み始めました。
経営にいちばん必要なことは何かと色々と本などを読み考えていた時に、松下幸之助様の「衆知経営」に出会いました。
私は自分が持つ能力が誰よりも優れているとは思っていません。
特定の分野で少し人より秀でているのでその分野で社会貢献を目指していますが、多くの分野では学びも足りず日々勉強と思っています。
その中で、会社に参加してくれている社員が持つ知識や経験はとても価値あるものです。
その価値ある知識などを会社の経営に活かしたいという思いで、社員には「わが社は衆知経営を行います」と伝えています。
わが社の経営の基本は、多くの人の考えを聞きながら、その中から最善の方向を選択するという衆知経営となっています。
以上
2024/4/12
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