私は毎月月刊誌PHPを読んでいます。
なぜ読んでいるかというと、私は社長である前に社会人、社会人である前に人です。
人としてどうゆう生き方をするのが正しいのか、どうゆう生き方をしたいかをいつも考えていてその事を教えてくれるのが月刊誌PHPです。
学生時代にしばらく読んでいました。
その時は、自分はなぜ生まれてきたのか、人としてどうゆう行いが正しいことなのか、少し哲学的な思いにかられた年ごろで、その後社会人になってからはしばらく読んでいませんでした。
その後、昨年からの松下幸之助経営塾に行くきっかけから改めてPHPを読み始めました。
仕事や家庭、友人関係で悩んだときに、雑誌PHPを読むと改めて自分はどうあるべきかという指針を与えて前向きな日々を送ることができます。
今回は8月号に載っていた松下幸之助さんの著書「続・道をひらく」に掲載された「心の泉」を紹介しようと思います。
「心の泉」
夏の終わりの田舎道。
雨が降らないからパサパサのポクポク。
人と人とを互いにつなぐものは、お互いに相手のことを思いやる心。
ちょっとしたことにも、思いやる心から泉がにじみ出る。
そのうるおいがなくなったとき、人と人との間は、パサパサのポクポク。
どっしりとした大地を支えるものは水。
どっしりとした人間の共同生活を支えるものは、他を思いやる心。
世の中がどんなに変わっても、お互いにこの心の泉までをからしたくはないと思う。
社会生活は他者との関わりで成り立っています。
別の本で読みましたが、人の悩みの全ては他者がいるから起きるそうです。
世の中に自分一人しかいないとなると、他者やお金などが無く、悩みや欲が無くなります。
悩みが無くなると、次に来るのは虚無感です。
そして人は生きていく事ができなくなるそうです。
自分にとって他者は必ずいなくてはいけない存在です。
その他者とうまく生きていくために必要なことは「利他」の精神です。
周りの人の事を考え、思いやりに満ちた「利他の心」に立って物事を判断していきたいと思います。
2023/12/20
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