私はいま来年度に向けた事業計画を考えています。
その中でECHを起業した理由について考えていたのですが、1つ気づいたことがありました。
会社理念を「人を育て社会に貢献する」とした理由は、成長の可能性・意欲がある人に勉強をしてもらいその人の人生を変えていきたいという思いでした。
今回事業計画を作るにあたり改めて起業した時の事を考えてみたところ、1つの事を思い出し、そのことも企業のきっかけになっていることを思い出しました。
それは、日本の会社として、どの会社グループに属さない独立系の会社として優れたITコンサルタントがいる会社をSAP業界で作りたいということです。
業界内には多くのSAP導入ベンダーがいますが、それらは外資系のコンサルタント会社や1部上場会社のグループ会社などがほとんどで、独力で創業者の企業理念からできあがった会社はあまりありません。
外資系コンサル会社はSAPビジネスで起業したわけではなく、経営コンサルティングや政府・地方公共団体へのコンサルティング、環境コンサルティングなど、様々なコンサルティングを行っている中での一部のビジネスとしてSAPビジネスを行っています。
また、1部上場会社のグループ会社などは、親会社のシステム部門が独立してできていることが多く、親会社の意向などで会社の方針や方向性が決まってしまうという、一定の制約の中でビジネスを行っています。
こういった制約は受けず、自分たちだけでビジネスの方向性を決め、自由な意思で日本の企業経営に貢献するといった志を持った会社を私は作りたいと思いました。
例えば、今はあまり利益は出ないが日本の将来の為には誰かがこのビジネスを行わないといけないといった長期の目線で経営判断をすることができる会社です。
私は様々な制約などを受けずに、社員の将来や日本の将来のためを考えた経営を自由にできる会社を作っていきたいと思っています。
何をきめるにしても、短期的な利益や親会社、株主の影響を受けることなく、5年後、10年後自分たちがどうありたいかを考えた経営、合理性には欠けるが社員1人1人の都合に合わせた経営判断を自由にできる会社を作りたいと思ってこのECHという会社を興しました。
経営者は志が大事ということを経営の神様と言われる松下幸之助さんから学びました。
また最近見たYouTubeでのソフトバンク会長孫正義さん、ユニクロ会長柳井正さんなど、多くの経営者も同じことを言っています。
私が会社を興したときの志、人を育てる、育てて何をやりたいかというと、独立系の優れたコンサルタント集団を作るという事、このことを改めて事業計画を作っていく中で取り込んでいきます。
2024年度、自分の持つ志に沿って強い決意で経営を行っていきます。
2024/2/25
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