私が愛読している雑誌PHPに「脳が活性化する簡単トレーニング」という記事がありました。
その中で、朝すっきりと目覚め、一日を気分よく過ごすための記事があったので紹介します。
かつて古代ギリシアの医聖ヒポクラテスは、「私たちの体の中には百人の名医がいる」「歩くことは人間にとって最良の薬である」と言いました。
百人の名医とは自然治癒力のことで、それを担う物質は誰にでも備わっています。
例えば、歩くことによって脳内の神経伝達物質「セロトニン」が分泌されることが近年の研究で実証されました。
セロトニンは幸せホルモンとも呼ばれます。
朝の目覚めをすっきりさせる、不安や緊張、気分の落ち込みを軽減する、自律神経のバランスを整える、痛みをコントロールする、姿勢や顔つきを良くするといった働きがあります。
私たちが心身ともに気分よく、元気に過ごすためにの条件を整えてくれるのがセロトニンなのです。
セロトニンを十分に分泌させるためには、「太陽の光」と「リズムの運動」の二つが必要です。
ところが、スマートフォンやパソコンなどを中心としたデジタル社会に生きる私たちは、家にこもりがちで、ウォーキングなどのリズム運動をしたり太陽の光を浴びたりする機会が減っています。
また、ストレスがセロトニンの分泌を抑制することがわかっていますが、私たちはストレスがたくさんある時代を生きているというハンディもあります。
このような社会環境の中で、私たちが元気に過ごすためには、セロトニン分泌を促す行動を意識して繰り返すことが大切なのです。
そこでセロトニン神経を活性化させる生活習慣を紹介します。
1、早起きして太陽の光を浴びる
太陽光が目を通して脳幹のセロトニン神経を直接刺激してくれます。
2、ウォーキング
30分を目標に少しずつ時間を延ばし歩きましょう。
その時に、腹筋を意識的に収縮させた呼吸法で効果が倍増します。
3,噛む
咀嚼は最も手軽なリズム運動です。
20分間ガムを噛み続けると、セロトニンの分泌量が増えることがわかっています。
緊張や不安があるときはガムを噛んでみましょう。
4,食べ物
朝食にバナナが良いそうです。
普段からこのような事に気をつけながら、日々を気分よく過ごせるようにしていきましょう。
2024/2/29
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