今回は人とのコミュニケーションについて話してみたいと思います。
私たちが社会で生きていくにあたり人とのコミュニケーションは欠かせません。
私がよく言うことに、
「自分の能力を過信してはいけない。鉛筆一つ自分一人で作ることはできないのだから。」
社会に人がいて、それぞれの人が支えあって自分の生活は成り立っています。
人が自分の考えとは違った考え方・行動をしたときに、「あの人はおかしい」と即座に思うのではなく、「なぜ、あのような行動をするのだろう」とまずは考えることが必要です。
それぞれの人が育ってきた環境が異なるので、自分の当たり前は他人の当たり前ではないことがあります。
例えば、メールの文章にあいさつ文などがあり丁寧な人と、メールの文章が簡潔で用件のみしか記載していない人、それぞれ本人は正しい行動と思っています。
そこに、自分の考え方と違うという事で相手を非難などするのではなく、まずは相手がなぜそういった行動をするのかを訪ねコミュニケーションをとることで互いに分かり合えることが多いです。
また、コミュニケーションをとる場面においても、自分が話す内容は自分がすでに前もって考えており理解できている内容ですが、相手にとっては初めて聞くことで、また話で使う言葉なども普段使わない言葉などがあった場合はその言葉の趣旨を理解するなど会話を理解するのに時間がかかることがあります。
相手の様子を理解せず、ただ言いたいことを話すというのは双方が理解するための行動にはなっていず、本来の伝え分かってもらうという目的が達せられない行動となっています。
いつも相手に合わせ、自分が伝えたいことが正しく伝わっているか相手の顔色を見ながら、また相手が話を始めたときはじっと黙って相手が言っていることの全てを聞き、途中で話をさえぎることなく相手にできるだけ多くのことを話してもらえるよう気遣いをしましょう。
最近はメールやSNSで文字だけが飛び交い、その裏にある思いの伝達がなされないことが多く見受けられます。
メールなどは用件を伝えるツールとして捉え、自分の思い・考えを伝えるときは直接電話で話すなど思い・ニュアンスが正確に伝わる工夫をして行きましょう。
2020/11/19
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