ECHでは現在新卒者採用及びSAP未経験者の中途採用活動を行っています。
採用目的は以下の通りです。
・会社の安定化
・組織活性化
・企業風土の醸成
・社員の業務負荷低減
・適材適所な業務分担
・社会貢献
・社会的信用
・会社の安定化
社員数は様々な要因により自然減少します。
社員数が減ることで一人当たりの業務負荷が上がり、収益も落ちて行きます。
また、継続した社員採用を行うことで社員の年齢構成バランスをうまく保つことができます。
年齢構成バランスが崩れると、退職者が多い年度が出てきたりと安定性を欠くリスクとなります。
安定した会社を作るためには継続した社員採用は必須です。
SAP経験者のみを採用の対象とすると、業界の構造からスムーズな採用はできません。
SAP経験者の募集をする中で新卒などの採用も行います。
・組織活性化
同じ考え方の人が集まる組織は停滞します。
異なる考えを持つ人が集まることで、考え方の違いから衝突し新たなものが生まれます。
時代に沿い、その時代が求めているものをしっかりと掴みながら企業活動を行うためには新たな風が必要です。
・企業風土の醸成
会社は同じ志を持つものが集まる場です。
新卒者は今から新たなことを学ぶ人材です。
ECHの企業理念をしっかりと伝え育てることで、正しい企業風土を作ることができます。
・社員の業務負荷低減
社員数が増えることで一人一人の作業負荷を下げることができます。
急に忙しくなった時の応援や、SAPプロジェクト内のテスト実施、仕事の下部を支える資料準備や会議手配、教育会場準備など、経験者でなくてもできる仕事を新卒社員などへ割り振ることができます。
また、社員が増えることによる業務負荷分散から、休暇の取りやすい組織づくりができます。
・適材適所な業務分担
会社の業務にはお客様と直接接しながら要件定義を行うといった経験が必要な業務や、稼働前テストのための資料作成・動作確認などといった定型的な業務があります。
経験を必要とする作業は中堅社員が行い、定型業務は新人が行うことで各自の限られた時間を有効に使うことができます。
また、より収益性の高い仕事に時間を割り振ることができます。
・社会貢献
会社は社会の公器です。
社会から必要とされる会社は残り、不要とされる会社は淘汰されます。
社会のためになる会社とは、適切な利益を上げながら人々が豊かな生活をおくるために貢献する組織です。
一人でも多くの人へ労働の場を提供し、人生が豊かになるよう支えていくことができる組織が必要とされる会社です。
・社会的信用
社会へ出てくる若者、社会でいま成長しようとしている者をしっかりと育て導くことができる会社は素晴らしい会社です。
新卒採用を行っている会社は社会貢献の面と合わせ社会的信用を得ることができます。
自分の会社が誇れる会社であるためには社会的信用の醸成が必要です。
誤った理解
・自身の給与が下がる
・業務負荷が上がる
・中途入社のみで良い
・自身の給与が下がる
ECHの年間売上高 8億5千万円、純資産は4億円で毎年同程度の安定した収益を上げています。
新卒社員の採用コストは年400万/一人で、売上高比率 0.5%です。
社員年間給与は3億2千万円で、対比率 1.3% です。
(単純計算で4億円÷400万=100名の新卒を1年間育成できます)
新卒採用が既存社員の給与に影響するような財務基盤ではありません。
これからも先行投資の位置づけとして人材採用/育成を進めます。
また、既存社員へは新卒育成における貢献度として、チュータ手当 年12万円、賞与評価時のプラス評価なども行っています。
社員数が減ることによる会社業績低下の方が社員の給与が下がるリスクとしては大です。
・業務負荷が上がる
会社には単純作業や力作業が多くあります。
SAPテストケースの実施、プレゼン資料準備、教育会場手配などです。
スキルのある社員は知識と経験をもとに頭脳労働に時間をあてて、単純作業はいまから業務を身につけていこうとする社員が担当することで、スキルのある社員は自分の時間を有効に使えます。
一時的には新人教育のための時間的コストもかかりますが、育成した人材は私たちの業務を助けてくれるようになります。
育成した人材が辞めるから育成をしないのではなく、やめないためにどうすればよいかに時間を使っていきます。
・中途入社のみで良い
中途入社の社員のみで収益を上げていくことの方が余計なコストがかからないという意見があります。
SAP経験者の採用は売り手市場の中では難しく、またECHの企業理念に同調していない人を採用しても短期で離職します。
数度の面接で自社に合った人材を採用することは難しく、中途採用を継続して行う中、新卒者を採用し企業理念に沿った育成を行うことが安定した経営を行うために必要なことです。
2020/10/4
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