今回は、ECHでやりたいことを書いてみます。
以前も書いたかと思いますが、今年の新人も入社しているので改めて今私が思っている「この会社でやりたいこと」を書いてみます。
SAP業界の人材教育を変えたい
私がこの業界に入ってきたときにまず思ったのは、ITコンサルタントになりたくてもなれず、何年もプログラマをやっている人が多いことです。
また、ITコンサルタントの勉強をしたくても、本屋に参考図書は無く、研修は1か月で150万円もするようなものしかなく、一部上場といった大手企業に入社しないとSAPシステムの研修を受けることができないという状況でした。
私はたまたま友人がSAP社にいて、教育事業を手伝って欲しいという依頼からSAP業界へ入りました。
そこで上記の業界状況を見て、私が教育者としてやってきた経験から、この状況を変えたいと思いました。
世の中に色々な資格がありますが、IT関連の知識を習得するための手法・ノウハウは私の過去の経験から分かっており、SAP業界であってもこの手法で技術の習得はできるのではと思いSAP社で知識の習得を進めました。
結果、スムーズに知識の習得ができ、そこで得た習得のノウハウを使えばSAPシステムの機能習得はできるという経験から、いまの会社を創業し業界内で能力はあるがITコンサルタントになれない人に教育を提供し、その人の人生が光り輝くものになればという思いで会社を始めました。
SAPの機能習得では、機能を知ることを目標にしてはダメです。
SAP ERPの導入目的は業務の標準化です。
一度機能を習得した人はどの会社のSAP ERPに行っても同じ操作ができることで、無駄のないスキル習得ができます。
また、身につけたスキルが無駄にならないので人材の有効な活用、働く社員もスキルがそのまま使えるので働きやすくなります。
そこで必要とされるITコンサルタントは、それぞれの会社がどういった目的でERPの機能を使うかという、現場の要求、メリット、デメリットを語れる人です。
機能習得はそれほどは難しいものではないです。
習得は、私の経験から1つのコンポーネントの全ての機能は3か月毎日終電で帰れば習得できます。
ただ、機能をお客様の業務と結びつけることができなければ、使える知識、お客様から必要とされる知識になりません。
よって、いつも機能を覚えるときは、なぜこの機能があるのか、この機能でお客様がどう便利になるのかを考えることがとても大事です。
これができれば、短期でITコンサルタントとして役立つ人材になれます。
私は教育者として得た「人の育て方」とSAP社で得た「機能習得の方法」を社員へ伝えていく事で会社を大きくしていき、日本でがんばっている会社へ、経営を支える使えるITシステムの導入ができる優れた人材を輩出していきます。
SAP業界では、資金力のある大手企業数社のみがITコンサルタントの育成ができており、その他の多くの企業ではITコンサルタント育成に困っています。
この現状をECHの教育が変えていき、業界内に優れたコンサルタントが多くいる業界にしていきます。
2023/7/27
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