2025年1月12日日曜日

雨垂れ石を穿つ

今回は「雨垂(あまだれ)れ石を穿(うが)つ」という言葉を紹介します。

これは、雨垂れのような小さな雫でも、長い時間をかけて落ち続けると岩にも穴が空くということを表していて、小さなことでも根気よく続けていると必ず目的は達せられるということを言っています。


私の好きな言葉に、Making a steady effort という言葉があります。

私がECHを起業した時に会社名として考えたものに、ECHの他にTHINKがありました。

会社を興した動機は、勉強によって人生を変えることができる。

その勉強も、ただするのではなくて分からないことがあったときに、なぜと考え、そのなぜを何度も繰り返すことが自分にとってより腹落ちした本当に理解した知識となることを経験から知りました。

その、なぜなぜなぜを「THINK」という言葉で表し、この「THINK」を社名にしようと思ったのです。


そこから同じ時に出会った言葉でずっと大切にしてきた言葉が、Making a steady effort です。

コツコツと努力を重ねることを意味しています。


学ぼうとしていることを一生懸命考え、考え抜いて、その努力をコツコツと続けていく、これが自分の人生を変えました。

この誰でもできることを日々忘れず繰り返すことで人生が変わっていきます。


ECHでは新入社員に、入社して1年間は必ず毎日日報を提出してから帰社するようルールを設けています。

これは、日報によってその日に自分がやったことを振り返り、満足できるものであったかを確認し、明日は何をやるのかを考え、明日朝来たときにすぐに仕事に取り掛かれる、仕事に対しての段取り力を身につけて欲しいという事に合わせて、


もう1つ重要なことは、日報を書くということは10分程度で終わることです。

この小さなことを毎日忘れることなく、必ずやる、やることができるという力を身につけて欲しいという思いから日報を行っています。


日々の小さなことの積み重ね。

そしてその継続、この2つを忘れずやっていけば必ず人生は変わっていきます。


2025/1/12


2025年1月6日月曜日

2025年 年頭挨拶

2025年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶申し上げます。


昨年の日本経済は、人手不足を克服するためのシステム投資が増え、情報通信などの法人向けサービスが堅調で、私たちの主要顧客層である製造業でも海外経済の回復に支えられ好業績の企業が増えました。

引き続き、今年度も日本経済の堅調な成長が見込まれています。


その中で昨年のECHは、新規事業として立ち上げた教育と保守が堅調な成長を遂げた1年となりました。

教育事業では開発コースに対する受講者が年間で100名を超え、教育部メンバーによる活躍から、業界の技術者育成に大きく貢献できました。

保守事業でも顧客数は2桁となり、AMS部のメンバーによる新たな収益基盤を確立した1年となりました。


これら実績を踏まえて引き続き社内では、教育事業を通して自社の社員育成を行い、育った人財を保守事業、ソリューション事業を通して社会への貢献を進めていきます。


2025年のECHは、新たな飛躍の年と位置付け、社内の組織変更と新規ビジネスの立ち上げを行います。

ECHの社員は利他の精神を持ち、自分に何をしてもらえるかではなく、自分が何ができるかを考え、新たなことに対する挑戦を恐れず、更なる成長を目指す組織にしていきます。

新しいものを受け入れ、自分の新たな力として役立てることができる成長する組織へと向かいます。

 

新規ビジネスとしては、プライムプロジェクトの獲得を進めます。

プライムプロジェクトに必要な人と組織を作り、社員が持つ能力活躍の場を増やし事業を大きくしていきます。

他社にない人材育成のノウハウを活用し、社員の早期のスキル習得、パートナーのスキル向上を通して収益拡大を目指します。


これら施策を進めるために社内の各部において下記を重点策として進めます。


教育部

他社にない人材育成のノウハウ活用による社員の早期スキル習得


AMS部

様々な業種の保守による社員の経験知の増加


ソリューション部

プロジェクトに関わる上流工程の経験知の増加


営業部

プライムプロジェクト獲得による新規ビジネスへの参入


総務部

社員間のより強固な連携を図るためのコミュニケーション



新たな飛躍を目指して社員一丸となって進んでいきましょう。


2025年1月

株式会社ECH

代表取締役社長 廣田正俊